11カルカッタコンクエスト50DC(シマノ)オーバーホール。部品ごとに写真掲載。部品名と値段も記載しました。

11カルカッタコンクエスト50DCのオーバーホールをしたので部品名と値段を記載しておきます。

いつもはギアにグリスを塗る程度なのですが、しばらく使っていなかったリールなので全バラシしました。

写真を多めにしましたので参考にして頂ければ幸いです。

Contents

ハンドルまわり

分解する前の写真です。ハンドルはカルカッタコンクエスト200DCのハンドルに交換してありますが、それ以外は純正のままです。

2番:固定ボルト 250円

を外します。

3番:リテーナー 350円

ボルトを外せば下に向けるだけで外れます。

1番:ハンドル固定ナット 550円

サイズは10ミリです。シマノのリールはどれも同じサイズですね。

11番:ハンドル組 9200円

価格は50DC純正のハンドル組の値段です。私は200のハンドルにしています。

交換するときは単純にはめ替えるだけでOKです。

12番:スタードラグ音出シ板抜ケ止メ 150円

13番:スタードラグ音出シ板 150円

14番:音出シピン 150円

15番:音出シバネ 150円

16番:スタードラグ 2050円

12番から16番は一体になっていますので特別調子が悪くなければ分解しないで外すだけが良いと思います。

17番:スタードラグバネ 250円

取るだけで外れます。

18番:スタードラグ固定ナット 250円

バネが入るミゾがある方がハンドル側です。

写真を撮り忘れてしまいましたが

19番:スタードラグスペーサー 150円

20番:ドライブギア座金 150円 × 2個

が入っています。

ドライブギア座金は ( ) のように座金と座金の中央に隙間が出来るようにはめる事に要注意です。

21番:スタードラグベアリング座金 100円

が付きます。ベアリングとの間に入る座金ですね。

22番:スタードラグベアリング 1250円

ボディにすぽっとはまっていますが反対にしてゆすれば外れます。

それでも外れなかったらそのままにしておいて24番:本体A組を外す時に一緒に外せば外しやすいです。

ここまででハンドルまわりの分解は完了です。

外した部品は写真の通りです。

順番に並べておくと組み上げる時にスムーズにできますよ。

本体B組まわり

27番:本体Bシャフト 550円

このシャフトを外すと反対側の本体B組が外せます。

このように本体B組が外れます。

本体Bに付いている各パーツは分解する必要は無いと思います。

矢印の3箇所のボルトを外します。

真ん中のボルトのみ長さが長いので注意です。

一番左のボルトは左上の矢印の所。真ん中のボルトは真ん中の矢印の所。右側のボルトは右の矢印の所のボルトです。

DCユニットが丸ごと外れます。

DCユニットは分解はしない方が良いです。壊れちゃいますからね。

スプールが外れました。

本体A組まわり

25番:固定ボルト 250円 × 3

この固定ボルトも左下のボルトだけ長さが違うので要注意です。

34番:メカニカルブレーキノブ組 2550円

を回して外します。

36番:ベアリング抜ケ止メ 100円

をマイナスドライバーなどで外します。

手で抑えておかないと外した瞬間飛んでいってしまうので気を付けて下さい。

37番:ボールベアリング(3×10×4 SARB) 1250円

このベアリングも反対にしてゆすれば取れますよ。

ここまで分解したら本体A組は完了です。

本体A組回りの部品はこのような感じです。

リール内部

38番:ローラークラッチインナーチューブ 550円

を外します。本体Aを外した時に本体Aにそのまま付いて外れる事も多いです。

39番:スタードラグ板 250円

をシャフトから抜きます。

40番:スタードラグ座金 250円

最近のスタードラグ座金はカーボンの物が多いですけど、このリールが出た頃はまだフラットな座金ですね。

カーボンの物に変えればドラグはもっとスムーズになると思います。

41番:ドライブギア 2550円

カルカッタのドライブギアはもちろんブラス製です。

42番:ドラグ音出シラチェット 250円

ドラグ音を出す為のパーツです。

2つの突起があってドライブギアの穴にはめ込みます。ドライブギアと一緒に回転するようになっています。

43番:ドラグ音出シラチェットバネ 150円

が取り付けられています。

44番:スタードラグ板 250円

これは2箇所の飛び出た所がドラグ音出シラチェットと合わさります。

45番:スタードラグ座金 350円

これもシャフトから抜くだけですね。

張り付いている時は下のストッパーギアと一緒に抜いて横にずらして外すと良いですよ。

46番:ストッパーギヤ 550円

切ったクラッチを戻すパーツです。

一見裏表同じに見えますが実は違うので注意が必要。

時計回りの右側を直角になるようにセットするのが大切です。

逆にするとクラッチが戻りませんよ。

47番のドライブギア軸を支えるボルト

50番:固定ボルト 100円 × 2

を外します。

47番:ドライブギア軸 1050円

ドライブギア軸に付いている48番から54番のパーツは今回は分解しません。

写真の矢印の2箇所の

63番:固定ボルト 100円 × 2

を外します。

64番:クラッチカム押サエ板 350円

ボルトを外すとクラッチのバネの力で勢い良く外れる事があるので注意してゆっくり外します。

65番:クラッチカム 250円

このクラッチカムは外す時隣のクラッチツメを押さえながら外して下さい。

押さえておかないと飛んで外れますよ。

66番:クラッチツメ 250円

先程押さえて外していれば問題無く外せますね。

67番:クラッチツメバネ 100円

短い方がクラッチツメに引っ掛ける方です。

けっこう分からなくなるので注意ですね。

68番:クラッチプレート 250円

これはここまで分解すれば外すだけです。

ここまで分解すればこの状態です。かなりスッキリしてきましたね。

ここまでのリール内部のパーツはこのような感じ。

案外とシンプルな構造なんです。

レベルワインドまわり

79番:レベルワインド受ケ 250円

レベルワインドを端に寄せてドライバーで回せば取れます。

78番:座金 100円

はレベルワインド受ケを外したら一緒に取れる事が多いです。

77番:ウォームシャフトピン 250円

これは入っているだけなので下に向けたら取れます。

85番:E形止メ輪 100円

これを外すの苦手なのは私だけじゃ無いはず。

飛んでいってしまわないように手で抑えながら外します。

87番:座金 100円

これは外すだけですね。簡単です。

86番:ウォームシャフト受ケ(B) 150円

これを外す時も向きを覚えておかないと後で悩みます。

ここまで外すと反対側からウォームシャフトが外せます。

56番:ウォームシャフトギア 150円

58番:ウォームシャフト 1050円

がまとめて外れます。

シャフトとギアは90°向きを変えたら外れますよ。

107番:ボールベアリング(5×8×2.5 SARB) 1250円

57番:ウォームシャフト受ケ(A) 150円

この2つも外すだけで取れますよ。向きを覚えておいてください。

59番:レベルワインドパイプ 850円

本体A側から抜けますのでずらしながら外します。

少し抵抗があるので慎重にずらして下さい。

これでウォームシャフトまわりは分解出来ました。

85番:E形止メ輪 100円

これも飛ばさないように注意です。

外れたら本体B側はOKです。

55番:レベルワインド棒 250円

本体B側から引き抜きます。

これでレベルワインドまわりは完了です。

76番:レベルワインド組 1550円

シャフトを抜くと取れますので気を付けて下さい。

クラッチまわり

54番:E形止メ輪 2.5 100円

これも飛ばさないように注意して外します。

71番:座金 100円

抜くだけで外れます。

外すとクラッチのシャフトが見えてきますね。

部品表で部品番号が分かりませんでしたがE形止メ輪を外します。

72番:クラッチレバー受ケ(A) 150円

これもそのまま外れます。

74番:クラッチレバー受ケ(B) 150円

75番:クラッチレバー 850円

が外す事が出来る様になっています。

外すとこのような感じです。

ドラグサウンドシステムの部分がありますが、ここは分解せずに簡単な清掃とグリスアップだけにしました。

リールの巻き心地などに影響する部分ではありませんからね。

まとめ

今回は自分のオーバーホールのメモを兼ねて写真多めにしてみました。

組み上げる時は分解した時と反対の順番で組み上げてもらえれば大丈夫です。

パーツクリーナーで清掃してグリスアップしながら組み上げですね。

分解してみたけど向きが分からなくなってしまった!といった方の役にたてると嬉しいです。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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