ルアーはリアルなルアーや可愛いらしいルアーがあります。
どちらも違う魅力がありますし、どちらも変わらずに釣れる所が面白いです。
可愛いらしいルアーで、もの凄い人気があったルアーにズイールのアライくんがあります。
可愛いだけでなくルアーとしての能力も一級で、当時は記事で今江プロもアライくんを絶賛されてました。
トッププロがスポンサーも付いていないルアーを絶賛していたので信頼性が高かったです。
ズイールのビデオTop Water Bassing 2 でアライくんの元になったルアーのラスカルを使っているのですが、どうやって使うかを何回も見直してました。
Contents
デザイン
アライグマを意識した可愛らしいデザインです。
ミノー等でジョイントになっている物はよくありますが、ジョイントでしっぽを付けた事が可愛らしさを倍増していますよね。
頭の耳の部分はポッコリと盛り上がっていて耳らしさを演出しています。
それにヒゲまで付いちゃってるんですから遊び心満載です。
リップの角度は水面で使うウェイクベイトにしては浅いです。水面を意識したクランクは通常もっと立ったリップですよね。
リップは潜る角度で付いているので潜りたいんだけどボディの浮力で潜れない。それがポイントで水に良く絡むアクションになっています。
ヘドンのビッグバドと同じ狙いのデザインですね。
サイズ・ウエイト
全長は約85ミリ、ウエイトは12gです。
もっとコンパクトなイメージですがしっぽを入れると意外と長いんですよね。
ウエイトは12gありますのでベイトタックルでも楽勝で投げられます。
フックは4番が付いています。
全長85ミリに対して1本のフックなのですがフッキングは良好です。
やっぱりボディとしっぽの太さがこれだけ違うとボディを狙うんでしょうね。
チューニング
動きには不満は全く無いのですが、ルアーの扱いが雑な私が使うとぶつけた時にしっぽのヒートンが曲がってしまう事が良くあります。
またちょっと動きがおかしい?と感じる時はしっぽとボディのヒートンが捻れている時がちょくちょくあります。
その対策として私はヒートンとヒートンの間に1番のスプリットリングを入れています。
これでしっぽの可動域が大きくなるのでヒートンに負担がかかりにくくなりヒートンが曲がってしまう事を防止出来るだけでなく、しっぽの動きがおかしくなる事も抑えられます。
アクション
アライのアクションはウォブリングが強めで大きくボディを揺らし、それにつられてしっぽもフリフリと動くアクションです。
ビッグバドと同じようにリップの角度はルアーが潜る浅い角度で付いているので早巻きすると沈ませる事も可能です。
でもアライくんが最も活きるのは潜りたいのだけど浮力に負けて浮いてしまうギリギリの速さで巻く事。
ボディはほぼ水中でしっぽは水面でクネクネ動いているイメージで巻いて下さい。
へたにロッドでアクション付けるよりもただ巻きが1番釣れると思います。
まとめ
あれだけ手に入らなかったアライくんですが最近は中古でちょくちょく見かけるようになりましたね。
15年くらい前のルアーになると思うのですが今でもけっこうな値段なので人気が高いのだと思います。
可愛いだけでなくルアーとしての能力も今見ても一級だと思いますので使った事がない人はぜひ使ってみて下さい。
巻くだけできっといい魚が釣れますよ。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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