ミノーシェイプでテールにペラが付いたウェイクベイト。
今では多くのルアーがありますが日本製ではメガバス のプロップダーターは早い段階からありました。
そして完成度は今でも一級品なのが凄い。
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デザイン

X-80と同じ金型を使っている事もあってパッと見のデザインはほぼX-80と同じです。
内部構造は置いておいて、外観で違うのはリップとテールのプロップです。

トップウォーターなので潜り過ぎないようにリップは小さくなっています。
でもリップを窪ませるのは共通のデザイン。
水を良く掴むのも折れやすいのも共通です。

特徴的なプロップは左右非対称です。
非対称にする事で常に片方が下に垂れるので回転の出だしが良好になるとのこと。
性能を求めて決まるデザインはカッコいいですね。
サイズ・ウエイト

全長は訳80ミリ、ウエイトは1/4オンスです。
ボディの体積が限られているのでウエイトはかなり軽めですね。
フックは前後共に6番が付いています。
バランスがかなりシビアなのでフックを交換する時はサイズだけでなく軸の太さも気を付けた方が良いレベルです。
カラー


カラーは15色のラインナップです。
私のイチ押しは反射板入りのカラー。
プロップダーターはロールを良くするルアーなので反射板が入っていると強くフラッシングしてアピールします。
全体にキラキラするのでは無く、一箇所に強いフラッシングです。
ジワーと光るよりキラッとした方が気になりますよね。魚も同じだと思っています。
アクション

プロップダーターはピンポイントでちょんちょんアクションして誘う事も出来ますが、やっぱり魅力的なのはただ巻きで見せる水面でのロールアクション。
特に私が良く行く琵琶湖ではウェイクベイトのロールアクションは本当に良く効きます。
プロップダーターはひと口サイズなので広いエリアを探るというよりは、魚が食っているサイズが小さい時に取水塔やウィードの際を通すのに使っています。
また出た時に乗りが良い事も大きなメリットだと思います。
下手にポーズを取らずに魚が追いかけてきても同じスピードで巻き続けるのが良いですよ。
飛距離は出ない

ただ巻きするだけで魅力的なアクションをしてくれる事や乗りが良い事など良い所が多いプロップダーター。
ですがウエイトが軽い上に空気抵抗もそれなりに大きいのでので飛距離は出ません。
これは琵琶湖などの広い場所で使う時は大きなデメリットになってしまいます。
飛距離で劣るのでウェイクマジックの方が釣れていますがアクション自体はウェイクマジックと比べても遜色ありません。
魚のサイズが小さい時はプロップダーターの方が良く釣れますね。
まとめ

このルアーも20年くらい作り続けられている名作ルアーです。
一時期かなりハマって使っていた時に買い過ぎて在庫は20個くらいになっていました。
でもそれだけあっても売ろうと思わないルアーです。
良いルアーは在庫が無くならないように何個も欲しくなっちゃいますよね。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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