膨張式の物が出てきた事で夏場の快適性が飛躍的に上がったライフジャケット。
ライフジャケットの着用率が一気に上がったのも膨張式のライフジャケットのおかげですよね。
その一方で人気が無くなってきている固定式のライフジャケット。
さらに桜マークの登場でちゃんと認定を受けていないと船釣りの時に使えなくなってしまいました。
きっと認定取るのに費用がかかるのでしょうね。売れない固定式のライフジャケットの桜マーク(タイプA)の物はかなり少ないです。
暑くない時期に着用するのなら固定式ライフジャケットの方が良い事も多いと思うのですけどね。
Contents
固定式ライフジャケットの良い所
信頼性が高い
私は暑くない時期には出来るだけ固定式のライフジャケットを着用するようにしています。
その理由は膨張式のライフジャケットで上手く開かなかったという事故の話しを聞いたからです。
ほとんど無い事だと思うのですが固定式よりも複雑な膨張式のライフジャケットは上手く開かない可能性がありますよね。
その点、固定式のライフジャケットの信頼性は高いです。
デプスの奥村さんは真夏でも固定式のライフジャケットを着用しているのを良く見ました。
これも信頼性の高さからだと思います。(桜マークが出てきて着なくなっちゃいましたけど…)
暖かい
出典:高階救命器具株式会社
固定式のライフジャケットの浮力体は断熱の効果がとても高いです。
それが悪さをして夏は暑いんですけどね。
冬に着る場合は防寒着として使えるくらい暖かいです。
高階救命器具株式会社が出しているライフジャケットの性能を持った防寒着はとても優秀でした。
ダウンジャケットのように着ているだけでライフジャケットのように浮くんです。しかも暖かい。
船釣りで桜マークが必要になってからは使えなくなってしまいましたが、冬場に着るライフジャケットとして理想的な商品でしたね。
これが桜マークタイプAが取れていたら最高なのに!
使用期限が無い
固定式のライフジャケットは浮力体で浮力を確保しているので膨張式のように使用期限がありません。
まだ使えるかな?と確認しなくても使える事は先程述べた信頼性の向上にも繋がります。
今の膨張式の物は色で使えるか判断出来るようになりましたが、出始めの頃はそれすら無かったんですよね。
便利な反面ややこしい所もやっぱりありますね。
こんな固定式ライフジャケットが欲しい
出典:オーナー
固定式のライフジャケットで今発売されている物の多くがポケットなど色々とパーツが付いている物です。
でも船で使う事や、オカッパリで防寒着の下にライフジャケットを着込む子供を想定すると、ポケットとか要らないんですよ。
むしろ浮くために最低限の物だけで、出来るだけ動きやすいものが欲しいんです。
桜マークが付いていない物なら理想に近い物も出ているんですけどね。桜マークが無いので船釣りで使う事が出来ません。
写真のオーナー激投ボディプロテクター2は桜マークは取れていませんが、機能的には理想的な物の1つです。
このような出来るだけシンプルで、その代わり動きやすく着膨れしないような桜マーク(タイプA)が付いたライフジャケットが欲しいです。
参考までに必要なタイプを確認
出典:国土交通省
参考までにどの場所ではどのタイプのライフジャケットが必要なのか載せておきます。
結果的に平水区域でもボートの構造によってはタイプAが必要になるんですよね。
ですのでライフジャケットはタイプAを選んでおくのが無難だと思います。
出典:日本小型船舶検査機構
そしてこちらが平水区域、沿岸地域などの区分けです。
良く行く場所はどの区域に該当するのか一度確認しておくと良いですね。
まとめ
冬場に落水した場合は夏場とは比べられないくらい危険性が高いと思います。
そんな冬場に着るライフジャケットは信頼性が高く暖かい固定式が良いと私は考えています。
なかなか夏と冬でライフジャケットを使い分ける人は少ないのかもしれませんが、需要はあると思うんですけどね。
ライフジャケットのバリエーションの中に私が求めるようなシンプルで動きやすい物が出てくると嬉しいです。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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