古くから残っているルアーは、残っている理由がある。
これは間違い無いと思います。
一見釣れなさそうに見えても残っているルアーは間違い無く釣れるルアーです。
今回はアメリカンジャークベイトの名作レッドフィンを見ていきます。
Contents
デザイン
このレッドフィン、初めて見た時はおもちゃみたいだと感じました。
凹凸の無いボディに後付け感たっぷりのリップ、そしてエラの所に書かれたマーク。
あまり作り込まれたルアーには見えなかったんです。
でもやっぱり残っているルアーだけあってアクションはしっかりしてるんですよ。
ボディとリップのバランスはへドンのタイガーに近いものがありますね。
レッドフィンもジャークベイトと呼ぶよりはウェイクベイトと呼んだ方がしっくりくるアクションです。
サイズ
レッドフィンで1番メジャーなサイズは全長5インチ、ウエイトは5/8オンスのモデルだと思います。
最初はなかなか大きいルアーに感じると思いますが、レッドフィンは浮力がとても大きいルアーなのでサイズの割にウエイトが軽めです。
実際には5/8オンスも無いんじゃないかな。
抵抗の大きいリップと相まって大きさの割に飛ばないんですよ。
なので気持ち良くベイトで使うには5インチサイズがベストですね。
フックは3本共4番フックになっています。
フックとフックが絡む事もなく快適です。
アクション
見た目が綺麗という訳でもなく(私はこの雰囲気が好きですが)、飛距離が飛ぶわけでもないレッドフィンが優れているのは何と言ってもアクションです。
どんな速さで巻いても大きくウォブリングするアクションは日本のミノーには無い動きですね。
ゆっくり巻いた時は水面を泳ぐウェイクベイトに。
早めに巻いた時には水面下50センチくらいまでを泳ぐミノーとして使えます。
そしてミノーとしてはかなり浮力が高めなので、止めた時にはボディを揺らしながら浮き上がるシミーライズを見せます。
さまざまな使い方が出来る万能ルアーなんです。
見た目のチープさに騙されてはいけませんね。
Gフィニッシュカラーは魅力的
見る角度によって淡い光り方をするGフィニッシュカラー。
単純なクロームカラーと違って光り方に深みを感じるGフィニッシュカラーが私は好きです。
特にレッドフィンのように水面付近で大きい動きをするルアーには有効なカラーだと思います。
太陽の光を取り込んで光るGフィニッシュカラーはルアーが動くたびに光り方を変えるので、大きくウォブリングしながらロールするレッドフィンは常に違う光り方をしてるのでしょうね。
人の見た感じでは全くリアルではないレッドフィンが、魚から見たらとてもリアルなルアーに写っているかもしれませんね。
まとめ
レッドフィンのアクションはフィッシュイーターの魚から見たらとても魅力的なようで、バスだけでなくシーバスも良く釣れています。
私がルアーを始めた頃はシーバスを狙うなら、ラパラのカウントダウンとレッドフィン、あとはボーマーのロングAあたりが雑誌では紹介されていました。
最近はレッドフィンという名前を聞く事が無くなってしまいましたが、レッドフィンのようなアクションのルアーは無いので今でも良く釣れるルアーだと思いますよ。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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