モンスターブレイブZ(ダイワ)インプレ。性能と価格のバランスで見たら1番良いと思います。

釣りは魚に近い所にある物ほど大切であると良く言われます。

1番大切なのはフック、次にルアー、そしてラインですね。

ラインは最近ではメインライン、リーダー共にフロロカーボンを使う事が1番多くなってきました。

その中でも2、3年気に入って使っているのが、ダイワのモンスターブレイブZです。

Contents

モンスターブレイブZ

ダイワのフロロカーボンラインの中でも最高峰の品質なのがモンスターブレイブZです。

評判が良いフロロカーボンラインを使ったり、ボビン巻きを毎回使い捨てでつかってみたりと色々試しましたが最近はモンスターブレイブZばかり使っています。

最初は無駄の出にくい400m巻きがある事がキッカケで使い始めたのですが、使ってみると性能も良い!

金額と性能のバランスの良さは1番だと思います。

思ったより硬くない。

モンスターブレイブZはダイワのラインの中では硬いハードタイプに属するラインです。

でも使ってみた感じは全然硬いラインという印象は無いんです。

さすがにフロロリミテッドよりは硬さを感じますが、フロロマイスターよりは硬くない感じです。

使っていて特別に硬さを意識しなくても使っていられる硬さですよ。

白くなりにくい。

このラインを監修したガイド前田さんは、紹介動画の中で何回も白くなりにくいと言っています。

使ってみた印象も確かに白くなりにくいです。

他のフロロカーボンラインは使っているうちに表面が傷付いて透明感が無くなり白っぽくなってきますが、モンスターブレイブZは明らかに白くなりにくいと感じます。

私は3〜4回使ったら交換しているのですが、そのくらいの使用頻度では白くなる気配も感じないくらいです。

酷いフロロカーボンラインだと1日使ったら、違うライン?と思うくらい白くなる物もありますからね。

白くならないという事は表面に傷が付きにくいという事だと思いますので安心感があります。

良心的な直径の設定

ラインの太さってポンド数の中で幅があるんです。

4号と表示するには、直径は0.330mmから0.369mmまでに収まっている必要があります。

つまり同じ4号でも0.330mmの太さの物も有れば、0.369mmの太さの物も有ると言う事です。

0.370mmになると5号ですが、0.369mmでは4号。

どこかで区切りを付けないといけないのは分かりますが、出来れば4号は最小の0.330mmにして欲しいですよね。

モンスターブレイブZは16ポンド(4号)で直径0.330mm。

良心的な直径の設定がしてあります。

13ポンド、18ポンドラインナップ有り

一般的にラインのラインナップは10ポンドより上は、10ポンド、12ポンド、14ポンド、16ポンド、20ポンドとラインナップがあります。

でもモンスターブレイブZは上記に加えて13ポンドと18ポンドがあるんです。

これって絶妙な所を付いてきたポンド設定で、特に16ポンドをメインで使っている私にとっては18ポンドがある事は嬉しいです。

もう少し太くしたいと思ってもワンランク上にすると20ポンドになってしまう。

4.5号の18ポンドが欲しいのに!と思う事はちょくちょくありました。

個人的には20ポンドまでの間で13ポンドと18ポンドがある事のメリットは大きいです。

平行巻きが嬉しい。

ラインは何十メートルもリールに巻きますが、一箇所でも弱い所があるとそこで切れてしまいます。

全体の品質の均一性は物凄く大切なんです。

モンスターブレイブZはラインをボビンに巻く際に綺麗な平行巻きで巻かれています。

平行巻きで巻かれる事で部分的にラインが潰れてしまう事が少なくなるように配慮されているんです。

ラインのボビンへの巻き方は平行巻きか、テンションをあまりかけずに巻くゆる巻きが良いとされています。

細いラインはゆる巻きが良いと言われていますが太めのラインは平行巻きが良いとされています。

モンスターブレイブZを使う人は3号以上を使う方が多いと思いますので平行巻きにデメリットは有りませんね。

400m巻きはコスパが高い

個人的にとても嬉しいのが400m巻きがある事です。

ラインって100m巻きでも150m巻きでも、どうしても半端な残り糸が出がちです。

無理矢理巻いたりすれば何とか巻けたりもしますが、使っていてどうも気持ち良くないんですよ。

個人的にベストという所で巻くのを止めると、残り糸が出てしまいます。

残り糸はリーダーで使いますが、出ないに越した事はありませんよね。

400m巻きのモンスターブレイブZは100m巻きの物と比べると、残り糸は1/4です。

多分一回分くらい残り糸になっていた分で多く使えていると思います。

気分的に無駄が少ないと感じるので良いですよね。

しかも400m巻きは割引率が大きい事が多いんです。

私が購入している価格は16ポンド400mで4000円程度。

100mに換算すると1000円です。

それでいて一回分くらい多く使える。

400m巻きを買わない手はありませんね!

あえて言えば10ポンドの400m巻きが欲しい!

そんな気に入って使っているモンスターブレイブZですが、400m巻きがあるのが12ポンドより太いラインなんです。

私はベイトフィネスでも12ポンドを使う事が多いのでそこまで気にはなっていませんが、たまに10ポンドを巻きたくなった時に400m巻きが無いのが気になったりしています。

一度400m巻きを使ってしまうと100m巻きを買って使うのがとても勿体なく感じてしまうんですよね。

希望を言えばラインナップされているポンド数全てに400m巻きが欲しいですが、せめてベイトフィネスで良く使われる10ポンド、8ポンドの400m巻きは欲しい所です。

800m巻きがあったら私はそれを買います。

モンスターブレイブZが400m巻きになっている事って理由があるんです。

一回リールに巻く量が80m使う人と100m使う人両方とも綺麗に使い切れるように設定すると400mなんですよね。

これはとても親切な設定だと思うので良いと思うのですが、私は80mも100mも巻きません。

だいたい遠投して深く沈めても少しラインが残る60mくらい巻いています。

それくらいになるようにPEで下巻きしてるんです。

それに最近はPE+ロングリーダー(15m程度)もやりますしね。

なので400mになっていても正直あまりメリットはありません。

ですから個人的には出来るだけ長尺で販売してもらった方が嬉しいです。

例えば、80mや100mを巻く人の事も考えると倍の800mなら対応出来ますよね。

800m巻きにして、その代わり単価をグッと安くしてくれているモンスターブレイブZが出たら私は間違いなくそれを買います。

他のメーカーさんがやっていないので需要があるかもしれませんよ。

ダイワさんよろしくお願いします!

まとめ

ロッドやリール、ルアーでは多くの人が使っているダイワの製品。

ラインの品質も間違いなく一級品です。

ずっと同じメーカーの製品を使う事も特徴を深く理解できるので良いですが、一度使ってみたら良いじゃん!と思うラインだと思います。

最後までお読み頂きありがとうございます。

ハンドメイドスピナーベイトCambia 販売しています。

Cambiaの詳細についてはこちらをご確認下さい。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です