ウインドレンジ デカコロ(ノリーズ)インプレ。これは使い心地が良いぞ!

クリスタルSの中にはマッディシャローの特化型タイプとも言えるシャローロールがあります。

ウエイトは3/8オンスのみで、ブレードはダブルコロラドのみというターゲットを絞りきったスピナーベイトです。

ダブルコロラドは巻いた時の振動やスカートの動きがとても大きくて好きなんですよ。

ウインドレンジのデカコロ。

リアのコロラドブレードが40に大きくされたモデルでとても使い勝手が良かったです。

Contents

ウインドレンジ デカコロ

もともとウインドレンジにはダブルコロラドモデルがありました。

フロント、リア共に35サイズのコロラドブレードが付いているモデルです。

ただこのモデルは私は使った事がありません。

昔からスピナーベイトを見ているとフロントのブレードはリアのブレードより小さくないとバランスが悪く見えてしまうんです。

ノリーズのスピナーベイトなので絶対にバランスが良い事は分かっているんですが、コロラドブレードならシャローロールがあるし。

そんな感じで使ってこなかったんです。

ところが知らない間にデカコロが追加されていたんですね。

ショップで見つけた瞬間違和感の無いブレードサイズに1/2オンスというシャローロールよりも重いウエイト。良いじゃん!って感じでした。

ショートアームは確かに投げやすい

ウインドレンジという事で風の中でも投げやすいショートアームのモデルとなっています。

シャローロールよりも2回りくらいアームが短く感じますね。

投げてみた感じは飛距離が出るという事よりもスパッと投げやすくなってるという所が好印象でした。

どうしてもシャローロールだと投げた時に空気抵抗を感じながら飛んでいく感触があるのですが、デカコロはヘッドのウエイトが空気抵抗に勝って飛んでいくような感触があります。

遠投する訳ではないのでどちらでも問題は無いのですが、コントロールの付けやすさと投げた時の感触の良さは使用感が違いますね。

デカコロは気持ち良く投げられるスピナーベイトです。

早く巻ける

同じレンジをゆっくり巻く事が出来るのがコロラドブレードの強みの一つではあるのですが、コロラドブレードで早く巻きたい時もありますよね。

デカコロはウエイトがシャローロールに対して重くなっているだけでなく、ショートアームになっているので更に早く巻く事が出来ます。

この使い方が出来るコロラドブレードのスピナーベイトってありそうで無かったんですよ。

ウィローブレード全盛になる前のスピナーベイトではラインナップされていましたが、最近のスピナーベイトでは無かったジャンルです。

(コロラドではないですがDアルファスピナーベイトのインディアナはこれに近いですね)

良いところを狙ってきたスピナーベイトです。

アームはかなり複雑に曲がってる

アームが真っ直ぐではなくて曲げられているスピナーベイトも最近は多いです。

ですがデカコロは何とも言えない微妙な曲がり方です。

フロントブレードの所だけ微妙に曲がって、リアブレードに向かう時は、また元の角度に近い角度に戻る。

田辺さんは釣りをしながら手で微妙に曲げて調整しているようですが、まさに手で曲げてる?と思うような曲がり方です。

これは工場で製作する人泣かせのアームデザインですね。

トレーラーキーパーは無し

昔はスピナーベイトには100%トレーラーワームを付けていました。

ですが最近は付けない事の方が圧倒的に多いですね。

その原因だと思うのが代わりにトレーラーフックを付ける事が増えた事。

昔はトレーラーフックなんて概念は無かったのですけどね。

田辺さんもトレーラーワームを付ける事が少なくなったのかな?

トレーラーキーパーは付いていませんでした。

スカートの止め方に工夫有り

ノリーズのスピナーベイトは総じてスカートの本数が多めです。

ブレードの振動が大きいのでスカートが多くても良く動くからだと思います。

デカコロのスカートの止め方を見てみたら内側のスカートをヘッド側に持っていってスレッドで止められていました。

これはスカートが綺麗にフレアする為の工夫でしょうね。

さすがノリーズのスピナーベイトって感じです。

アクション

巻いた時に手元に来る振動はコロラドブレード特有の激しい振動です。

最近チャターの巻き心地に慣れてきたのか、前ほどコロラドブレードの巻き心地は振動が良く伝わると感じなくなってきましたが回転している事が良く分かる巻き心地ですね。

この巻き心地ならスピナーベイトを咥えて手元に来るようなアタリも瞬時に合わせる事が出来そうです。

先程シャローロールより早く巻けると書きましたが、言い換えると同じスピードなら一段深いレンジを巻く事が出来るのもメリットですね。

1mくらいまでの水深ならシャローロール、1.5mならデカコロの1/2オンス、2mならデカコロの5/8オンスと使い分ける事で気持ち良く使えそうです。

まとめ

いつ発売になったのか知らなかったルアーですが、とても使い心地の良いルアーでした。

シャローロールと使い分ける事でかなり幅が広がると思います。

今年は巻き感が強めのインディアナブレードに目がいっていましたが、思わぬ所に良いスピナーベイトが残っていたという感じです。

最後までお読み頂きありがとうございます。

ハンドメイドスピナーベイトCambia 販売しています。

Cambiaの詳細についてはこちらをご確認下さい。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です