最近ボートだけでなくおかっぱりでもライフジャケットを着ている人が多くなりましたね。
大人だけでなく一緒に釣りをしている子供にちゃんとライフジャケットを着せている家族を見ると、子供の事を大切にしているんだなーと穏やかな気持ちになっています。
ただ子供用のライフジャケットはきちんと選ばずに買っていませんか?
売られているライフジャケットの中には機能的に問題がある製品も多いようです。
ここでは機能に問題があるライフジャケットが落水した場合どのようになる事があるのか書いていきたいと思います。
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平均的な大きさの子供でもしっかりと浮かばない
一つ目の問題点は落水試験を行っていないと思われる製品です。
根本的に浮力体の量が足らず落水した場合にしっかりと浮かばない製品があるようです。
私の友人が子供用に買ったライフジャケットを試してみようとの事で、ライフジャケットを着せて水に入ってみたらゆっくりと沈んでいってしまったとのこと(汗)
友人は万が一を想定して試しているので落ち着いて救助しましたが、子供は浮かぶはずのライフジャケットがしっかりと浮かばずパニックになっていたようです。
浮かぶと信じていたものが浮かばなかったら大人もパニックになってしまうのではないかと思います。
顔を上に浮かばず背中が上になって浮かんでしまう
もう一つはさらに危ないケースです。
こちらのケースもしっかりと落水試験が行われていない事で起きてしまうケースですが、浮力体の配置に問題があるため落水した時に背中を上に浮いてしまうケースがあるようです。
このようなライフジャケットは泳ぐ事が出来る人でも泳ぐ事が出来なくなってしまうため、落水してしまうとライフジャケットを着ていたせいで溺れてしまいます。
落水したら脱げてしまう
こちらは皆さんご存知だと思いますが落水した時に頭からライフジャケットが外れてしまうケースです。
こちらはしっかりとサイズを合わせて着用することである程度は防げると思いますが、試験していないライフジャケットはちゃんと着ていても脱げてしまう事もあるかもしれません。
私が知っているだけでもこのようなライフジャケットの事故があります。
親としてはライフジャケットを着せているという安心感からちょっと離れてしまったり、目を離して釣りに熱中してしまったりしてしまうと思います。
なのでライフジャケットはきちんと検査されている製品を選んで頂きたいと思います。
私が選んだライフジャケット
私が子供用のライフジャケットとして選んだ物は高階救命器具株式会社(ブルーストーム)の子供用ライフジャケットを選びました。
現行の物はタイプAになっているようです。船で釣りする場合は現行の物が良いですね!
こちらは落水試験の動画です。ボンベ式は落ちてからどれくらいの時間で膨らむのか確認出来ます。
少しタイムラグがありますので見ておくと慌てずに済みそうです。
出典:高階救命器具株式会社
皆さんもちゃんと浮かぶライフジャケットを選んで子供と楽しく事故の無い釣りを楽しんでください。
最後までお読み頂きありがとうございます。