阿修羅の金型が壊れてしばらく生産されていなかった阿修羅が阿修羅IIとして復活しました。
ジャークベイトは魚が絡んできても掛からない事が度々あるので3本フックは大賛成です!
フッキングが良い3本フックのジャークベイトとして10センチを切る阿修羅は唯一無二の存在ですね。
今回は復活を遂げた阿修羅IIについて見ていきます。
Contents
デザイン
パッと見のデザインはオリジナルの阿修羅と変わりませんね。
余程の阿修羅好きではないと遠くから見て違いは分からないと思います。
唯一違いが分かる外見的な特徴はリップ。
オリジナル阿修羅の特徴の1つだった後付けリップが中止になり一体成型になっています。
阿修羅やハンクルのK-1、ラトリンログなどが採用している後付けリップはジャーキングの切れが良いので好きなのですが阿修羅IIの説明でデメリットがある事を始めて知りました。
簡単にまとめてしまうと精度が出すのが難しいのでバランスを取るのが難しいようです。
確かに阿修羅IIのように一体成型でも薄いリップが作れるようになったみたいですので後付けリップのメリットは少なくなったのかもしれませんね。
一体成型で出来ない事といったらラトリンログのリップのように柔らかいリップを付ける事くらいなのかもしれません。
成型の技術も日々進歩してるんですね。
フック
フックは8番フックが3本付いています。
このルアーサイズで3本付いているだけでなくフック同士も絡まないようにされている事が凄いデザインだと思います。
フロントフックと真ん中のフックも絡みませんし
真ん中とリアのフックも絡みません。
もちろんラインとフロントフックも絡みにくいようにフロントフックはリア寄りにセットされています。
ボーマーのロングAの15Aはフック同士は絡むし、フロントフックはリップに絡む。それでも良く釣れるのでロングA大好きですけどね。
その点阿修羅はストレスフリーで使えます。日本人の几帳面さが出ているルアーですね。
カラー
OSPのルアーはカラーが豊富ですよね。
阿修羅IIもカラーが豊富で好みに合わせた選択が出来ます。
定番のクロキンをまず選びましたがゴースト系も見つけたら買いたいと思っています。
アクション
アクションはオリジナルの阿修羅と同じと考えて貰えれば大丈夫だと思います。
阿修羅IIになって早巻きの安定性が増したようですが、もともと早巻きで使っていなかったので違いがあまり分かりませんでした。早巻き良好です。
キレのあるジャークやただ巻きでの動きはオリジナル譲りです。
ウエイトが球型から成型ウエイトに変わった事で重心は確実に下がっていると思いますのでジャーク時の姿勢の回復は早くなっているのでしょうね。
ただこれもあまり違いが気にならないのが本音です。もともと良い動きですからね。
良いデザインは小手先の技術より大切だという良い見本ですね。今回は良いデザインに技術が付いたのでより良いです。
まとめ
OSPのルアーは10年後も第一線である事を目指して作られていますが本当に実現している事が凄いですね。
ルアーは出た時のインパクトで釣れる事も多いですが、ずっと釣れ続けているルアーは案外と少ないと思います。
これからもOSPには沢山ルアーを出すのではなく、長く釣れ続くルアーを期待します。
最後までお読み頂きありがとうございます。
コメントを残す