琵琶湖にラリーニクソンが来た時に投げたレーベルのスプーンビルミノー。
投げ始めた時は見ていた人誰もがそのルアーじゃ釣れないと思ったようですね。
その後釣れまくって日本に衝撃を与えたのは有名な話しです。
ロングビルミノーという釣りが日本に浸透するきっかけになったルアーのスプーンビルミノーを見ていきます。
Contents
デザイン
ミノーのボディにディープクランクのような長いリップを持ったロングビルミノーです。
今では違和感無く受け入れられるデザインですがラリーニクソンが使い始めるまで日本では使われる事が少ないタイプのルアーだったのでしょうね。
ラリーニクソンが釣りまくる前まではあまり売れてなかったみたいです。
それが結果が出たら売れまくった上にスプーンビルミノーを追うルアーもたくさん出てきたので何がきっかけになるか分かりませんね。
リップの幅も幅広でクランクのようなリップです。
リップがヒートンで止められていて、アイもヒートンなのが雰囲気ありますね。
サイズ・ウエイト
全長は約12センチ、ウエイトは1/2オンス程度です。
ミノーとしては大きめのサイズです。
ですが空気抵抗が大きいので飛距離は期待出来ません。
フックは3本共全て4番です。細身のボディに3本フックが付いている事がとても効果があるみたいですね。
ポンプリトリーブで使う時ディープクランクのような太めのボディだとアタリを弾いてしまう事が多いようです。
そもそもポンプリトリーブって何故ポンプ?
ロングビルのミノーでストップ&ゴーで使うのをポンプリトリーブと言いますよね。
なんでポンプなのかと言うとラリーニクソンがロッドを立てて上下に動かすリトリーブで使っていたのが元だったと思います。
そのロッドの動きが井戸のポンプを動かす動きに似ているからポンプリトリーブと言われるようになったはずです。
今ロングビルミノーをラリーニクソンのように本当のポンプリトリーブで使っている人は見ないですね。
ラインのテンションをフリーにするのがキモだったのかなと推測してます。
アクション
伝説的な釣果を残したルアーですが動きが素晴らしいという印象が無いのが正直な感想です。
同じアメリカンルアーのラトリンログやロングAと比べると特徴の無い動きだと言えます。
ただ釣れまくったという事実がありますので釣れる動きだというのは間違いありません。
人間の視点では理解出来ない所があるのもルアーの面白さですね。
まとめ
非常に有名なルアーなので持ってはいますが、動きに特徴を感じなかった為今までほとんど使いませんでした。
でも改めてラリーニクソンの動画を見ると使ってみようかなと思うから現金ですね。
当時はもっともっと衝撃的だったでしょうからみんなポンプリトリーブで使っていたのが良く分かります。
釣れる(た)ルアーには何かある!
そう考えてまた使ってみるのも良いかもしれませんね。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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