ルアーの素材で使われるプラスチックには2つの素材があります。
透明なプラスチックと乳白のボーン素材と言われるプラスチックです。
このボーン素材のプラスチックは比重が透明のプラスチックより軽いという事で動きが軽快だと良く言われますが、個人的にはそんなに違わないなぁというのが本音。
動きにはそこまで違いは感じませんが、ラトル音に関しては大きく違うと感じています。
乾いた響くラトル音が個人的には大好きです。
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カランカラン響くラトル
![](https://i1.wp.com/kohoku-fishing.com/wp-content/uploads/2021/02/img_4044-scaled.jpg?fit=728%2C464&ssl=1)
ボーン素材というのは写真のような不透明なプラスチックです。
昔のルアーには良く使われていましたが、今のルアーには基本的には使われていません。
使われる場合はあえて使っているケースが多いですね。
![](https://i0.wp.com/kohoku-fishing.com/wp-content/uploads/2021/02/img_4046-scaled.jpg?fit=728%2C373&ssl=1)
光に透かしてみるとラトルの配置は普通の配置。
ラトル自体も一般的な物だと思います。
でも音はカランカランと乾いた音になるんですよね。
夜釣りの時には着水音と同時にラトル音が聞こえるくらい響く音です。
ボーン素材を用意しているルアー
![](https://i1.wp.com/kohoku-fishing.com/wp-content/uploads/2021/02/img_4051-1.jpg?fit=728%2C961&ssl=1)
出典:エバーグリーン
エバーグリーンのルアーは透明なプラスチックとボーン素材のプラスチックを一つのルアーで使い分けているメーカーです。
上の写真のサイドステップや
![](https://i0.wp.com/kohoku-fishing.com/wp-content/uploads/2021/02/img_4050.jpg?fit=728%2C955&ssl=1)
コンバットクランクなど多くのルアーで二種類のプラスチックを準備しています。
パッケージに入っている状態でも振ってみるとラトル音の違いが分かると思いますよ。
夜釣りで良く釣れたブリング55スカルシェル
![](https://i0.wp.com/kohoku-fishing.com/wp-content/uploads/2021/02/img_4052.jpg?resize=728%2C392&ssl=1)
もう廃盤になってしまいましたが、ジャッカルのブリング55も二種類のプラスチックを用意していたルアーでした。
このブリング55はボーン素材のスカルシェルを振ってみるとラトル音大きすぎじゃない?と思うくらい大きい音が鳴ります。
このラトル音が明らかに効いていたと感じたのが野池での夜釣り。
着水音よりもラトル音の方が大きいと思えるくらいの音は視界の悪い夜釣りで他のクランクより良く釣れました。
ブリング55は良く釣れる!とノーマルのブリング55も追加購入して、夜釣りで使ってみたのですがボーン素材のように良く釣れる印象はありませんでした。
視界が悪い夜には良く響くラトルが効果的だったのでしょうね。
ラトル音が大切なルアーではボーン素材も用意してほしい。
![](http:///var/mobile/Containers/Data/Application/7DC5D775-8C23-43E1-91F0-9E6F41A22369/Library/Caches/Media/thumbnail-p6616-1792x1792.jpeg)
一般的にボーン素材を使う場合の目的は比重の軽さを利用して軽快な動きにする為だと思います。
ですがラトルの効果が大きいルアーにはラトル音を目的にボーン素材を採用しても良いと思うんですよ。
連続してロッドでアクションを加えるトップウォーターや、ハイピッチな動きでラインが良く響くバイブレーションなどが典型ですね。
一部のルアーはあえてボーン素材を使っていますが、これからもっと増えていくと良いなと思っています。
まとめ
ルアーの材質によるラトル音の違い。
こだわり始めるとキリがありませんが、コレがルアーフィッシングが飽きない理由の一つですね。
人それぞれ好みの違いはあると思いますがボーン素材のラトル音って魅力的な音です。
一度気にしてルアーを振ってみると、好きなラトル音のルアーはボーン素材かもしれませんよ。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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