FGノットを安定して結ぶ方法。いろいろ試してこの方法に辿り着きました。

リーダーとPEラインの結束で便利なのがFGノットです。

ガイド抜けが良いので使っていても結束部分を特に意識する事なく釣りをする事が出来ます。

ただFGノットは慣れるまでは失敗して抜けてしまったりするんですよ。

今回は私がやっているFGノットの結び方をポイントも含めてご紹介します。

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ラインを編み込む

上の写真は縦の白っぽく見えるのがPEライン、横の黒っぽいラインがリーダーです。

PEラインを縦に、リーダーを横に置いてリーダーをPEラインの上に乗せます。

リーダーをPEラインの上から下にぐるっと通します。

この時にリーダーの端は必ずPEラインの端側(写真の下側)に通すのがポイント。

最初の編み込みをPEラインの端側に通すのか、本線側に通すのかで結束強度が10%くらい変わるので気を付けて下さい。

リーダーを横に戻すとこの写真のようにPEラインが編み込まれます。

次はリーダーをPEラインのメインライン側に通します。

この時もリーダーはPEの上から乗せて、ぐるっとPEラインの下側に回します。

その時の状態が上の写真です。

そして編み込みをズラすと上の写真のようになります。

この上下の編み込みを順番に繰り返していきます。

次はPEラインの端側に編み込んで

編み込みをズラしてまとめます。

続いてPEラインのメインライン側に編み込み

編み込みをズラして編み込みを綺麗にまとめます。

これを15回繰り返して(7セット半)完了。

編み込みの終了は必ず奇数回で終わるのが重要です。

これが偶数回だとまた強度が下がるので必ず奇数回にして下さいね。

15回編み込みをした状態がこの写真です。

PE1.2号で5〜6ミリくらいの長さになります。

編み込みが終わったらハーフヒッチで止めます。

以前に紹介したFGゴーストノットはここでハーフヒッチをしませんが、いろいろ試した結果一度だけハーフヒッチをするのが個人的には気に入っています。

そして私はこのハーフヒッチをしっかりと締め込みます。

ここで締め込んでおくと編み込みの締め込みの時にリーダーがすっぽ抜けする事が少なくなって結果的に綺麗に結束出来るからです。

この辺りは人によってやり方が違う所ですね。

ハーフヒッチは軽く止める程度にする方法、ハーフヒッチをやらない方法、ハーフヒッチを何度も行う方法などいろいろな方法があります。

どうも上手くFGノットが出来ないという人は一度だけハーフヒッチでしっかりと締め込む方法を試してみてください。

しっかりとハーフヒッチを締め込んだら、編み込んだ部分の半分くらいが締め込まれて色が濃く変わっていると思います。

続いて編み込みの本締めです。

赤の矢印はPEラインのメインラインで左手で持ちます。

黄色の矢印はリーダーのメインラインで右手で持ちます。

緑色の矢印はリーダーの端糸で歯で噛みます。

そして締め込んでいくのですが、大切なのは黄色の矢印の部分と緑色の矢印の部分を赤色の矢印とは反対の方向に引っ張る事です。

黄色と緑色のラインの角度が45度くらいで引っ張って下さい。

そうすればリーダーが抜けてしまう事は無くしっかりと締め込められます。

もちろん編み込み部分はしっかりと濡らして締め込んで下さいね。

締め込みが出来ると編み込んだ部分の色が濃く変わります。

ここから先はFGゴーストノットの方法です。

PEラインで輪っかを作って

輪っかをリーダーの端糸とPEラインのメインラインと一緒に持ちます。

そしてその部分にPEの端糸を4回前後巻き付けます。

巻き付けたらPEラインの端糸を輪っかの中に通して

輪っかをリーダー側に引っ張ります。

するとPEラインの端糸が先程回したラインの内側を通ります。

そして締め込めばPEラインの端糸をしっかりと止める事が出来ます。

PEラインの端糸を1ミリ弱の長さでカットしたら

編み込み部分をしっかりと濡らした状態でカットしたPE部分をライターの火であぶります。

PEをしっかりと濡らしておかないと編み込んだ部分が熱で弱ってしまう可能性があるので濡らすのを忘れないようにして下さい。

リーダーの端糸を0.5ミリくらい残してカットします。

こちらも編み込み部分をしっかりと濡らしてリーダーの端をライターの火であぶります。

リーダーの端をあぶって小さい玉にしておくとすっぽ抜けを完全に防ぐ事が出来ます。

この時もこれでもか!くらい編み込み部分を濡らしておくのがポイントです。

濡らしておかないと火の熱でPEラインの強度が大幅に下がりますよ。

これで完成です。

ガイド抜けのとても良いFGノットの出来上がりです。

まとめ

FGノットのやり方って調べてみると少しづつ違うところがあります。

それぞれその人がやり易い方法を紹介しているのでしょうね。

今回の方法は強度も問題が無い程度に強く、ガイド抜けは最高レベルの方法です。

最後にハーフヒッチを繰り返して行えば強度は上がりますがガイド抜けが悪くなっちゃうんですよね。

今回の方法でも結束部分で切れた事は無いので私は今の方法に落ち着いています。

FGノットの結び方で悩んでいる方は試してみてください。

最後までお読み頂きありがとうございます。

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