シマノの山木さんが僕たちのヘドンストーリーというDVDで言っていました。
芦ノ湖みたいなクリアな場所でもチャートカラーのルアーを投げるのは、チャートは1番最初に水に馴染む色だということを自分で潜って見て確かめたから。
それを聞いて水中では色はどのように見えるのか気になっていました。
そしたらジークラックのワームで実験している動画が出てたんですよ。
しかも撮影場所はおそらく琵琶湖。
気になって見てみました。
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実験対象カラー
出典:YouTube
実験で使用されたカラーは写真の通り濃いカラーから薄いカラー。そして一般的にはアピールカラーだと思われているチャートです。
これらのワームを水中に沈めて色の変化を見ます。
水深1m
出典:YouTube
水深1mでのワームの見え方はこんな感じです。
空中から8mまで色の違いを調べていますが、1番色の感じが変わったのはやはり水中に入れた瞬間。
濃い色はあまり変化がありませんが、薄い色は一気に白っぽく変化します。
チャートと薄い色の違いが一気に少なくなる印象です。
水深2m
出典:YouTube
水深2m程度では先程とほとんど変わりはありませんね。
薄い色はやっぱり白っぽい。
薄い半透明の色って目立たないと思っていましたが全然そんな事ないですね。
水深3m
出典:YouTube
水深3mまでくると、1番右のチャートはチャートなのか白なのか判別が難しいくらいになります。
空中では隣の色と比べてとても目立つチャートですが、3mも沈んでしまえば差はほとんどないんですね。
水深4m
出典:YouTube
3mの時と比べて光の当たり方が変わったのか、色の違いがまた分かりやすくなりました。
スモーク系の白っぽさが少なくなり、濃い色と比べてワームの認識がしにくくなります。
ピンクに近い中央の色は空中の雰囲気がまだ残っていますね。
チャートは水の色に近い色になってきました。
水深5m
出典:YouTube
水深5mまで沈むと雰囲気は一気に変わります。
チャート以外のカラーは存在かわ分かりますが、チャートは輪郭がぼやけてきているように見えます。
山木さんが言っていた通りの結果になってきました。
今回のような緑がかった色ではチャートは早めに存在感が無くなる色のようです。
水深6m
出典:YouTube
6mまで落とすと水は透明度がけっこう下がってきています。
チャートと中央のピンク以外は濃い薄いの違いはありますがほとんど同じ色に見えますね。
チャートはかなり存在感が無くなってきています。
水深7m
出典:YouTube
7mまで落とすと全体的に存在感が薄くなりますね。
チャートに関しては、パッと見ではある事に気付かないレベルまで存在感が無くなってきています。
水深8m
出典:YouTube
8mまで落とすとチャートとピンク以外はほとんど同じ色です。
チャートはほとんど見えなくなりました。
そして空中では薄い色だった物も濃い色と同じような存在感です。
山木さんはDVDでゴーストカラーについて言っていました。
ゴーストカラーって水中だとけっこう目立つんだよ。
確かにその通りです。薄い色も濃い色もほとんど違いはありません。
まとめ
出典:YouTube
ワームのカラーを揃える時、グリーンパンプキンとスカッパノンみたいに同じような濃さのカラーを揃えてしまっていませんか?私はそんな感じです。
でも今回の実験の結果を見ると、濃い色通しの違いはほとんど無いと言っても良いくらい同じように見えます。
ワームのカラーを何色か持つなら濃い色だけ何種類か持つのではなく、チャートやピンクなどを入れていったほうが魚の反応の違いが分かりそうだと思いました。
1度動画を見てみるとカラーに対する考え方が変わるかもしれませんよ。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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