一昔前に流行ったテキサスリグのシンカーとワームの間にビーズを入れるリグ。
私がルアーを始めた時にはテキサスリグにはビーズを入れる人の方が多いというくらい流行っていました。
でも最近は入れている人ってほとんど見ませんね。ロックフィッシュのリグを見ると今でも入れる人の方が多いみたいですが。
今回はテキサスリグにビーズを入れる効果を考えます。
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ビーズを入れる主な目的は甲殻類の音
出典:TOHO
一誠の村上さんは良くシンカーの音で魚を寄せると言われています。
その考えは私も賛成で水中では音ってかなり響くと思っています。
シンカーとワームの間にガラスビーズを入れるとカチカチ音が鳴るのですが、どうもこの音は甲殻類が出す音に似ているらしいんですよ。
硬い物と硬い物が当たった時にしか鳴らないカチカチ音。
普段ワームから出ない音として効果的そうですよね。
結び目の保護にも役立つ
シンカーの後にフックの結び目があると、合わせの時にシンカーが結び目を潰して切ってしまう事があります。
最近のシンカーはラインが触れる部分にパイプが付いている事が多いので多少は良くなりましたけどね。
ビーズはラインが触れる所を比較的大きめにカットしてあるおかげで、結び目とビーズが直接触れる事を減らしてくれるんです。
結び目を潰し切ってしまう事はかなり減りますよ。
シンカーの材質はタングステンかブラス
出典:ジャッカル
硬い物と硬い物が当たった時にカチカチ音が出ますが、シンカーが鉛だと柔らかいのでカチカチ音が小さくなっちゃうんです。
なのでカチカチ音を出す為にも硬いタングステンかブラスのシンカーが良いです。
どうしても鉛のシンカーしか無い場合はビーズを2つ入れると鉛のシンカーでもカチカチ音を出す事が出来ますよ。
インサートラトルも甲殻類の音
出典:10FTU
テキサスリグの場合はビーズを入れる事で甲殻類のカチカチ音を出す事が出来ますが、ワーム単体では無理?
そんな時に便利なのがインサートラトルです。
ザップや10FTUからインサートラトルが出ていますが、どちらも甲殻類のカチカチ音を出す為のパーツです。
このインサートラトルはビーズよりは今でも使っている人が多い気がします。
どんなリグにでもカチカチ音が出せる事がメリットですね。
シェイキングで効果大
これまた今では全く聞かなくなったテクニックの一つのシェイキング。
ボトムでワームを細かく震わすテクニックです。
このシェイキングとビーズ入りのテキサスリグは相性がとても良いです。
細かくワームを震わせる事でカチカチ音を効率的に出す事が出来るんです。
今ではテキサスリグはズル引きとリフト&フォールが主な使われ方ですが、昔はビーズを入れたシェイキングも良く使われていたんですよ。
まとめ
プラグではサイレントやラトル入りのルアーを使い分ける人が多いですが、ワームとなると音の事は全く気にしなくなる人が多いと思います。
常にルアーを見ている魚が多い中、人とちょっと違う事をすると釣果が変わるかもしれません。
秦さんやイヨケンさんの釣りを見ていると、丁寧にラトルを入れている所を見かけます。
良く釣る人ほど細かい所まで気を配って釣りをしていますね。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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